避妊薬と胃潰瘍の薬が母乳に与える影響

授乳中は、ピルの服用を控えてコンドームなどの手段で避妊することがすすめられています。
母乳を飲ませている時は、妊娠しないとよく言われていますが、これはホルモンバランスの関係で、排卵しない人の場合だけの話しで、人によっては授乳中であっても排卵し、生理もきて妊娠する可能性もあります。
100%母乳育児をしている場合には、出産後6ヶ月は、排卵を抑制するホルモンが分泌されるので、妊娠しにくくなりますが、完全に排卵が止まるわけではないので、妊娠を望まないなら避妊する必要があります。
避妊対策としてピルの使用が考えられますが、普及している低用量ピルは、服用してはいけない条項に、妊婦・授乳婦があげられています。ですから母乳を飲ませている場合には服用することはできません。
母乳ではなく、人工乳で授乳している場合には、出産後3週間を過ぎたらピルを服用しても問題はありません。
基礎体温にもとづく避妊法は、確実な方法とはいえないので、当面はコンドームを使うことをおすすめします。

胃潰瘍の薬は、授乳中にも飲めるものはあります。授乳中だからと我慢せず、薬の服用でしっかり治すことも大事です。
ただ医師や薬剤師の考え方によってもいろいろな意見が分かれています。多少なりとも母乳に移行する事実もあるので、服用中は授乳を休む方が良いかもしれませんね。
授乳をストップし、胃潰瘍を先に治療した方がストレスがたまらないかもしれません。やむを得ず薬を飲むことを選択する場合には、授乳直後に薬を飲み、その後2時間程度開けて授乳すると良いでしょう。医師から飲んでも大丈夫だと言われた胃潰瘍の薬であっても、気になる場合にはこのように時間を空けて授乳してみてはいかがでしょうか。